ヴァンの母親は、ゼフィロやアリオトと同じ少数民族の娘でしたが、ヴァン父と出会い駆け落ちしたのでした。 (母はヴァンを産み落として亡くなりました) 宗教紛争の中で村が焼き討ちに遭い、父を殺され、姉を目の前で凌辱されたヴァンが 姉を置いて逃げ出すのは幼さゆえに当然のことなんですが、 ずっとそのことを後悔して生きているのです。 この出来事が、ヴァンのこういう価値観であったり、 女の子に対して本気になれなかったりというところに現れてきます。(2014.04.20)